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2024.05.13 新メンバーのご紹介②(木村弁理士プチインタビュー)

事務所に出勤するとき、やや暗い京阪地下通路から直接ビルに入ってエレベーターで9階まで上がれるのですが、エレベーターが開くと目の前の全面がガラス張り、眼下は中之島公園です。3月まだ寒いうちにモクレンが咲き、その花が散るとともに葉が出て、そうしているうちに桜が咲き4月、花吹雪、続いて桜の木も緑に、整然と並ぶばらも芝生も青々となり、新緑の濃淡を見るうちに5月、明るいばらの花の色がぽつ・・と思うとその1週間後には色彩にあふれるという具合で、飽きることがありません。

 

そんなGW明け、新田弁理士へのインタビュー(ひとつ前の記事)に続いて、ブログ担当より、木村弁理士にプチインタビューしました。

 

 

***以下、ブログ担当より***

 

ブログ担当より、木村弁理士にプチインタビューしました。

 

「今までのご経験の特徴やアピールなどをお願いします」

―――構造系の案件を主に経験してきました。一貫して、「かたち」のあるものを扱っています。法域でいえば特許(実用新案も含む)と意匠で、特許と意匠を組み合わせて権利を作りあげる提案などもしています。知財ミックスといわれるものです。出願当初から特許と意匠を並行させることもありますし、特許出願をした後に、その特許出願から意匠を切り出して出願することを提案することもあります。

 

 

「一般的には、意匠権の知名度や使い方は未だ発展途上と思われることもありますが。」

―――確かに、特許や商標に比べると、意匠はまだまだ知名度は低いと感じますし、裁判例も比較的少ないため、判断に迷う部分もあります。ただ、未知な領域が多い分、意匠をうまく使いこなせば、競合他社に優位に立つことができる可能性を秘めています。意匠は多面的で、デザイン的な色合いが濃いものもありますし、技術的な側面が比較的大きなものもあります。私が得意としているのは後者で、技術的な側面からデザインの特徴を訴求することなど、技術の理解をベースとした対応ができることもあります。また、特許権には、従来技術の課題とその解決手段というようなストーリーが必要不可欠であるのに対し、意匠権にはこのストーリーが不要です。これを利用して、特許権では守り切れない部分を意匠権で保護することができることもあるほか、意匠はやはりぱっと見て理解がしやすいので、第三者は「この部分は回避しないといけない」とわかりますし、意匠権の予防的効果は高いと思います。

 

 

「勉強になります。少し視点を変えて、特許でも意匠でも、日々の仕事で色々なツールを使用されると思いますが、欠かせないツールなどはありますか。」

―――ええと・・・こだわりがあるとしたらキーボードです。キーボードはちゃんとしないと、と思っています。野球選手ならばバット、サッカー選手ならばスパイクというふうに、それぞれ“自分自身の道具”があります。弁理士なら何かなと考えてみると、普段、最も触れるのはキーボードかなと。ストロークは深め、タッチは軽めが好みで、某メーカーの某製品と決まっています。それと、多くの情報を一度に視認できるデュアルディスプレイは作業の効率化には欠かせません。

 

 

「ところで、昨日でゴールデンウイークが終わりました。GW中はなにかおもしろいことがありましたか?井上尚弥の試合、見ましたか?(インタビュー前日が井上尚弥VSルイス・ネリ戦でした)」

―――ボクシングはスマホでテキスト速報を数分ごとにチェックしていました。家族はボクシングの痛そうなシーンが苦手なようなので、テレビで見るのは諦めました。GWはゆっくり過ごしましたが、おいしいおうどんが食べたいという強烈な欲望に従い、情報を見つけて、ちょっと遠くにある高評価のうどん屋に家族で行きました。行列するということでしたが、そこまででもなく。と言っても30分くらい並びました。おいしいうどん屋さんをご存じでしたら教えてほしいです。

 

 

<インタビュー担当より>

丁寧に穏やかに、考えながら言葉を選んでお話し下さる木村さんでした。家族思いのご様子も伝わってきました。木村さん、末永くどうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、お話しに出てきたうどん屋さんはだそうです!

加西市で本場讃岐うどんが味わえる【がいな製麺所】 (gaina-japan.com)

 

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